グループディスカッションの対策方法とおすすめの役割【役割なしがおすすめ】

就活

グループディスカッションが苦手でなかなか選考に通らない…

どの役割がおすすめなのか知りたい…

こんな悩みにお答えします。

僕は、選考で30回近くグループディスカッションを行い、一回も落とされることなくすべて役割なしで通過しました。

グループディスカッションにおいて役割なしで参加するべき理由と立ち回り方をお教えします。

そもそもの前提

グループディスカッションの役割

グループディスカッションはほとんどがESやwebテストを通過し、個別面接に入っていく前に行われます。

つまり、企業からすれば時間がかかる個別面談の前に学生をある程度ふるい落とすための役割がある試験であると言えます。

ただふるい落とすと言っても、その判断基準は優秀な人材かどうかではなく社会人としてやっていく最低限のコミュニケーション能力が備わっているのかというものになってくると考えられます。

グループディスカッションで見られるポイントについて

先述した通りグループディスカッションでは、個人では会社という小さな社会集団の中でうまくやっていける社会性を持っているのかということが見られおり、チームとしては論理的に結論が導けているどうかが評価の対象になっています。(体感です。)

言い換えると、しっかりコミュニケーション力があって集団生活で活躍できる人物かどうか、決められた時間内で論理的な結論をアウトプットできるかがグループディスカッションを通過するポイントになっているということです。

ですので、ファシリテーターや発表者など役割を持っていなくてもしっかり議論に参加してコミュニケーションが取れていれば特に問題なく通過でき、自分の役割を遂行するために一生懸命になりすぎるよりは、役割なしでしっかり議論に参加する方がいいと思います。

グループディスカッションの基礎知識

グループディスカッションの種類

特殊な例を除いて、

課題解決型・ディベート型・選択型・自由討論型などが一般的なグループディスカッションの種類になります。

ただ、型によってやるべきことが違うわけではなく、「決められたテーマに沿ってグループで議論し、最終的な結論を出す」ということがゴールになるので特に気にする必要もないというのが僕の考えになります。

役割

ファシリテーター(司会)

司会進行を担い、議論をまとめる係。前にぐいぐい出がちな陽キャ系意識高い系が立候補しがち。

書記

文字通り書記です。議論した内容を記録しまとめてくれる係。たまにオンラインでドキュメントを共有してくれるタイプのめっちゃ有能な人がやってくれるが、情報漏洩対策で外部ツールを使えない場合も多いので選考によってありがたみが変わる。女子がよくやる。

タイムキーパー

時間管理をする係。設定した時間に近づくと「残り何分です。」と声をかけてくれる。眼鏡かけた陰キャよりの意識高い系が立候補するイメージ。

発表者

最後に発表する係。たぶんうまく発表できれば個人に加点されるがチームとしては議論内で結論が出てるため特に失敗されても問題はなさそう。なぜか女性がやりがち。

役割なし

役割を持たないため選考で不利に見えがちだが、そもそもグループディスカッションは5人~7人くらいの少人数でやるので議論にちゃんと参加できていれば問題ない。たまに一言もしゃべらない謎の人も出てくる。

役割なしでどう立ち回るか

では、具体的に役割なしの立場でどうやって立ち回れば人事からよく評価してもらえるのか。

意識するべきポイントを紹介します。

アイスブレイクを率先して提案する

オンラインの場合でも、対面の場合でもグループディスカッションの本番が始まる前に時間があります。

例えば11時開始の場合はその10分前にはたいていメンバーが揃っているので、「時間がもったいないのでグループディスカッションが始まる前に自己紹介でもしておきましょうか」と発言し、担当の社員に促される前にアイスブレイクを提案することで社交的で効率的な人物であることをアピールします。

小賢しい手ではありますが、フィードバックの際に褒められたこともある手段なのでやっといて損はないかと思います。

積極的な意見出し

次に意識するべきことは積極的に意見を出すということです。

グループディスカッションの流れとして、前提確認が終わった後にすぐに意見を述べ始めることが多いですが、いきなり意見を出す前に「いきなり議論から入るとごっちゃになるから1分程度時間を取って個人のアイディアをまとめてからみんなで話し合おう」と提案することで自分の意見を練りつつ、グループディスカッションを円滑に進められるため面接官からいい評価を得やすいと思います。

特に、意見出しで色々もめてしまうと自分の考えばかり話す人が続出するカオスな空間になるのでしっかり自分の意見を練る時間を確保するのは重要です。

意見に関しては斬新なアイディアなどを出す必要はありませんが、しっかり前提確認をして趣旨から離れていないことを意識してください。

とにかく他の人のアイディアにいいフィードバックを行う

意見出しの際に他人のアイディアに対して「なるほど、確かにその案いいね」「その着眼点はなかったな、面白い」などとにかくいいフィードバックを与えます。

グループディスカッションは自分の意見を通そうとしがちな人が多いですが、人の意見を否定するのではなくとにかくいい点を見つけてフィードバックすることでチーム全体のコミュニケーションがいい雰囲気で活性化し、最終的な結論も勝手にいいものになります。

ただ、どうしても的外れな意見を押し通そうとする人がいた場合は「その意見もいいけど他の人の意見も考えないとね」とけん制し、場を治める必要があります。

グループディスカッションの練習方法

最後に、グループディスカッションは得意な人からすれば特に難しく考えることもないですが、なかなか一人では対策したり練習するのが難しく、苦手な人にとっては最初の関門になってしまいます。

そんな人は、グループディスカッション対策のための無料サービスを使ったり、就活イベントなどで模擬練習ができたりするのでぜひそのような機会を活躍して本番の試験に備えてみてください。

グループディスカッションはちゃんと議論に参加して、論理的に間違ったことを言ってなければ特に落とされるような試験ではないと思うのでなるべく気楽に望んでみてください。

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